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恋の行方編 黒澤4話

「絶対に証拠を挙げてみせる!」

そう決意してから、さらに数日が経過した。

黒澤
残念ですねー。今日も何も見つかりませんでしたか
オレの応援が足りないのかなぁ
それじゃ、今日もサトコさんにエールを···

サトコ
「そういうの、結構です」
「それより···」

口に仕掛けた言葉を、私はギリギリのところで飲み込んだ。

黒澤
『それより』···なんですか?

サトコ
「いえ、なんでもありません」
「明日こそ頑張ります。失礼します」

黒澤
はーい。おつかれさまでーす
······

【廊下】

(卑怯だ、私)
(今、また黒澤さんに頼ろうとしてた···)
(もう二度と頼らないって決めたのに)

サトコ
「考えろ···自分で考えるんだ···」

(でも、本当におかしな点は何もないんだよね)
(彼女、セミナーに通う以外は、余計な寄り道も一切しないし)

サトコ
「となると、バイト中?」

(いっそ、明日から店内で見張ってみる?)
(残り日数なら、店内にいても顔を覚えられずに済みそう···)

???
「うわっ」

(しまった、前方不注意···っ)

サトコ
「すみません!」

難波
いや、こっちこそ···
っと、なんだ、ひよっこか

(室長···それに颯馬教官も···)

サトコ
「すみませんでした!ちゃんと前を向いてなくて」

難波
おいおい、何もそんなにかしこまらなくても···

颯馬
そうですよ。安心してください、この程度ではお咎めナシですから
もっとも成績不振者は別ですが

(うっ、痛いところを···)

難波
···うん?氷川は成績が悪いのか?

颯馬
そういうわけではありませんが···
今、参加中の訓練ではなかなか苦戦してるようですよ

サトコ
「その···私だけ、全然課題をクリアできなくて···」

難波
なるほどな。それでくたびれた顔をしてるってわけか
よーし、わかった!
それじゃ、これから元気の出る場所に連れて行ってやるぞー

サトコ
「いえ、このあと明日の準備をしないと···」

難波
まあまあ、そう言うな。ほら、行くぞ

(ええっ!?)



【ラーメン屋台】

(···来ちゃった)
(いいのかな。こんなときに、のんびりラーメンを食べたりして···)

難波
そんな顔をするな。ここのラーメンはうまいぞ
な、颯馬

颯馬
そうですね。うちだけでなく、加賀班もよく利用するようですし

難波
というわけだ
遠慮なく食え。今日はおごりだ

サトコ
「···ありがとうございます。いただきます」

(なんか、変な感じだな)
(室長や颯馬教官と一緒にラーメンを食べてるなんて)
(特に室長は「遠い存在」って感じなのに···)

ふと、先日鳴子が見せてくれた写真を思い出した。

サトコ
「あの···今の私くらいの年齢の頃···」
「室長は、もう公安刑事として活躍されていたんですよね?」

難波
ん?なんだ、いきなり

サトコ
「あ、その···先日写真を見る機会があって」
「飲み会の時の···」

颯馬
そんなものがあるんですか?

難波
ああ、まぁ···新人の頃、うっかり撮られてなー

(うっかり?)

難波
で、それがどうした?

サトコ
「いえ、あの···すごいなぁと思って」
「私なんて、まだ『ひよっこ』に過ぎないのに」
「室長は、ちゃんと現場に出ていたわけですから」

難波
当時の俺も、大したことはできなかったけどな
新人の頃なんて、そんなもんだろう

(···そうなのかなぁ)

難波
それより、昔の俺はどうだった?
なかなかの男前だっただろ

サトコ
「え、ええと···まぁ···」

颯馬
私としては、一緒に写っていた人たちのほうに興味がありますね
そのなかで、何人がまだ公安に残っているのか

難波
お前は、サクッとエグいことを言うなぁ

颯馬
すみません、そういう性分なもので
それで、実際のところ、どうなんですか?

難波
1人は元気にやってるぞ。なにせ日丸さんだからな

(えっ?)

サトコ
「日丸さんって、前に一度『臨時講師』で来た···?」

難波
ああ。あの写真では、俺の隣に座っていたはずだけどな

サトコ
「···すみません、気付きませんでした」

(だって、髪型が違いすぎて···)

颯馬
仕方ありませんよ。日丸さんはここ数年でだいぶ変わりましたから
特に頭頂部が

(ぎゃっ!)

颯馬
その点、室長はお元気ですよね

難波
そりゃ、日丸さんにさんざん脅されたからなぁ
『早めに手を打っておけよ』って

(そ、そうなんだ···)
(男の人って大変なんだなぁ)

難波
さて、と。今日も美味かったな
それじゃ、ごちそうさ···

颯馬
待ってください
今日は『室長のおごり』でしたよね?

難波
······

颯馬
おごり、でしたよね?

難波
······石神はツケにしてくれるんだがなぁ

颯馬
あいにく、私は『ニコニコ現金払い』主義ですので

難波
···ハイハイ
親父さーん、お会計···

サトコ
「あの···本当にいいんですか?ごちそうになって」

颯馬
気にすることはありませんよ。いつものことです
それより、貴女こそ、思いつめないほうがいいですよ

(え···)

颯馬
人は、思いつめると冷静さを失います
その結果、正しい判断力が失われてしまう

難波
颯馬の言うとおりだ
刑事が、正しく判断できなくなったら悲惨だぞ
真実を見失うだけじゃない
無実の人間を巻き着込んで傷つけるからな

(無実の、人間を···)

難波
···ま、今の言葉は自責の念を込めてだ
お前だけじゃない···俺も颯馬も、そうなる可能性はあるからな
とりあえず、思いつめずに、必死で頑張れよ、ひよっこ

サトコ
「······はい!」

(そうだ、必死に頑張らないと)
(私だけ、だまなんの成果も挙げてないんだから)



【カフェ店内】

翌日。
覚悟を決めて、ターゲットの勤め先に足を踏み入れた。

カフェ店員
「お待たせいたしました、ラージサイズのカフェラテです」

(手際良し、接客態度も抜群)
(さすが、カフェ経営を目指しているだけのことはあるなぁ)

半ば感心しながら、目をつけていた席に腰を下ろす。
端っこのわりに、カウンターがよく見える場所。
しかも、たまに店員同
士の会話も聞こえてくる好位置だ。

(訓練終了まであと3日)
(リスクを負った分、なにかを掴めればいいんだけど···)

けれども、世の中そううまくはいかなくて···

サトコ
「はぁぁ···」

(まいったな···今んとこ、なんの成果もないですけど)

入店してから2時間。
ラージサイズのカフェラテも、そろそろ空っぽになりそうだ。

(どうしよう···店を出る?)
(それとも、おかわりしてもう2時間粘って···)

カシャッ!

(シャッター音?)

黒澤
おつかれさまでーす

(なんで黒澤さんが!)

黒澤
何飲んでますかー?
って、中身、空っぽじゃないですか
仕方がないなぁ、おごりますよ。何がいいですか?

サトコ
「結構です。もうお腹いっぱいなので」

黒澤
そう言わないで
さらに店内にいられる理由ができるでしょう?

(···たしかに)
(でも、黒澤さんにおごってもらうのは···)

サトコ
「あ···」

黒澤
すみませーん。アイスカフェラテとアイスコーヒーを···

(なんで勝手に!)

慌てて追いかけようとして、思いとどまる。
レジ前で下手に騒いだら、ターゲットに顔を覚えられかねない。

(やられた···)
(黒澤さんのことだ、きっとそこまでお見通しで···)

黒澤
お待たせしました
サトコさんはミルク入りがよかったですよね。どうぞ

サトコ
「···別にブラックでも···」

黒澤
そうですか?
いつも学校では『カフェラテ』を飲んでるじゃないですか

サトコ
「!」

かすかなざわめきが、波紋のように胸に広がる。

(気づいてたんだ···私がミルク入りのほうが好きなこと···)

サトコ
「···っ」

(ダメだ、だまされるな)
(この人は「刑事」だ。人一倍、観察眼に優れているだけだ)

サトコ
「すみません。カフェラテ代、払います」

黒澤
いいですよ、オレが勝手に買ってきたんですから

サトコ
「でも···」

黒澤
可愛くないなぁ

ぴた、とグラスの縁を唇に押し付けられた。

サトコ
「!?」

(な、なに···)

黒澤
こういうときはニッコリ笑って
『ありがとう、黒澤さん大好き!』って受け取らないと
それが、後輩としての模範解答ですよ?

サトコ
「······」

頬にのぼりかけた熱が、急速にひいていく。
たぶん、唇に押し付けられたグラスが冷えていたせいだ。

(そうだ、それだけのこと···)
(別に、黒澤さんの言葉に傷ついたわけじゃない)

サトコ
「···ありがとうございます。ご馳走になります」

黒澤
ええ、どうぞ
ということで、そろそろ本題に移りましょうか

黒澤さんは、資料の入ったファイルをテーブルに乗せた。

サトコ
「これは···」

黒澤
新しいターゲット候補です

(え···)

黒澤
サトコさんだけ、毎日同じ報告が続いていますからね
『ターゲットを変えたほうがいいのでは?』という提案が出まして

サトコ
「!」

(それって···)

<選択してください>

見切られたってこと?

サトコ
「『見切られた』ってことですか?」
「私にこのまま尾行を任せるのは時間の無駄だ···って」

黒澤
さあ、どうでしょう
ただの『善意の提案』かもしれませんよ?
あなたに『成果をあげてほしい』っていう

(嘘だ。そんなに甘くないはずだよ)
(教官たちはもちろんだけど、黒澤さんだって···)

石神の提案?

サトコ
「その提案は、石神教官からですか?」

黒澤
えーそれは言えないなぁ
言ったら、オレ···
毎日、石神さんのメガネ拭きをさせられちゃいますもん

(···どこまで本気で言ってるんだろう、この人)

どういう意味?

サトコ
「どういう意味ですか?」

黒澤
さあ、どういう意味でしょう

サトコ
「······」

黒澤
うわぁ、怖い顔だなぁ
ダメですよー。こういうときほど、笑顔、笑顔

(···冗談じゃない。絶対、笑ってたまるか)

黒澤
さ、どうしますか?
ターゲットを変えますか?それともこのまま続行しますか?

サトコ
「···それって、今ここで決めないといけませんか?」

黒澤
もちろん。そのために、わざわざここまで来たんですから

サトコ
「······」

黒澤
チャンスは一度きりです
オレが、このアイスコーヒーを飲み終わるまで···

そのときだった。
ターゲットが、他の店員に声をかけてバックヤードに引っ込んだのは。

サトコ
「黒澤さん、見てください」
「ターゲットが奥に引っ込みました」

黒澤
ああ···本当だ。休憩ですかね

サトコ
「いえ、休憩は30分前にとっています」

(もちろん、トイレ休憩の可能性もあるだろうけど)
(それなら、すぐにカウンターに戻ってくるはず···)

すると、店の奥のドアがそっと開いた。
出てきたのは、私服姿のターゲットだ。

黒澤
サトコさん···

サトコ
「あとをつけます」

黒澤
了解です。オレはしばらくここに残ります
あとで報告を

サトコ
「わかりました」


(どこに行くつもりだろう)
(勤務中の外出なんて、どう考えてもおかしいんだけど···)

ちなみに、彼女が手にしているのは店のロゴが入った紙袋だ。

(中身は···まさか薬?)
(だとしたら、必ずどこかで受け渡しがあるはずだよね)

案の定、反対方向からチャラそうな男が彼女に近づいてきた。

(来た···きっとあの男だ···)

彼女は、男に声をかけると持っていた紙袋をあっさり渡した。
男は、中身を確認すると、ポケットから白い封筒を取り出した。

(あれは···現金?)
(だとしたら薬の代金とか···)

サトコ
「!!」

(もう交渉成立?)
(どうしよう、このあとどっちを追跡すれば···)

迷っているヒマはない。
私は、すぐさまスマホを取り出した。

黒澤
はい

サトコ
「氷川です。ターゲットが男と接触。今、別れました」
「どちらを追跡すれば···」

黒澤
任せます。ご自分の判断で

(だったら···)

サトコ
「男を追います」
「ターゲットは用を済ませたので、たぶん店に戻るだけですから」
「戻ってきたら彼女を見張ってください」

黒澤
了解

(ツイてる···男の方を追跡できるなんて)
(ここで、しっかり男の素性を調べよう)
(そうすれば、きっと何らかの情報に繋がるはず···)

サトコ
「!!」

(店に入った!いったい、どんな店···)

サトコ
「え···」

(ここって、ターゲットの勤務先と同じチェーン店···)

チャラい男
「ちーっす」
「ブレンド豆、セントラル店から預かってきましたー」

店長
「バカ、そういうのはバックヤードでやれ」

(ええと、これは···)



その日の夜ーーー

黒澤
なるほど
男は、同じチェーン店のアルバイトでしたか

サトコ
「はい。これ···いちおう資料です」

黒澤
へぇ、すごいじゃないですか!
写真・名前···それに在籍している大学まで

サトコ
「······」

黒澤
で、サトコさんの結論は?

サトコ
「彼は、ただのバイトだと思います」

(最初は、ターゲットの顧客かと思った)
(でも、どんなに調べてみても、それ以上の結論は···)

黒澤
『紙袋』は、どうですか?

サトコ
「え···」

黒澤
受け渡した『紙袋』です
あのなかに、実は『ブレンド豆』だけじゃなく···
こっそり『薬』が入っていた可能性は?

サトコ
「!!」

(そうか···その可能性もあるんだ!)
(ターゲットは、コーヒー豆の入った紙袋に「薬」を入れる)
(紙袋を受け取った「チャラ男くん」は、店に戻る前に「薬」だけを抜き取る)
(そして、何食わぬ顔をして、店長に紙袋を···)

黒澤
どうですか?

サトコ
「はい、あの···黒澤さんの言う通りかもしれません!」

黒澤
······

サトコ
「確かに、そのやり方なら薬を渡せますし!」
「彼、いかにも『顧客』になりそうな雰囲気で···」

と、教官室のドアが音を立てて開いた。
顔を出したのは、大量のファイルを抱えた颯馬教官で···

颯馬
おや、まだいたのですか

黒澤
はい。今、サトコさんの報告を聞いているところで

颯馬
なるほど

颯馬教官は、私を見るとふっと目を細めた。

颯馬
その様子だと、何らかの成果が出たようですね

サトコ
「はい!昨日、励ましていただいたおかげで、ようやく···」

(あ···)

ふと、なにかが脳裏をよぎった。

それは、まさに昨日のーーー

颯馬
人は、思いつめると冷静さを失います
その結果、正しい判断力が失われてしまう

難波
颯馬の言うとおりだ
刑事が、正しく判断できなくなったら悲惨だぞ
真実を見失うだけじゃない
無実の人間を巻き込んで傷つけるからな

(···なんで今、この言葉を思い出すの)
(ようやく、成果を挙げられたと思ったのに···)

サトコ
「······」

(······「成果」?)
(私、「成果」をあげるために訓練を受けてたんだっけ?)
(違うよね。私の目的は、あくまでターゲットの「行動確認」で···)
(その上で「正しい判断」をしなければいけなくて···)

颯馬
···サトコさん?

(ターゲットは、別の店の店員に「紙袋を渡した」···)
(その店員は、店長に「預かってきた紙袋を渡した」···)
(それだけのはずだ、私が報告できるのは)

サトコ
「·········黒澤さん、すみません」
「やっぱり、さっきの報告以上のことはありません」

黒澤
······

サトコ
「『紙袋に薬が入っていた可能性』は否定しませんが···」
「今の時点では、かなり低いと思います」

黒澤
それはどうしてですか?

サトコ
「ターゲットから紙袋を受け取ったバイトの男性ですが···」
「店に戻って、すぐに店長に紙袋を渡しています」
「その間、不審な様子はまったくありませんでした」

黒澤
紙袋を受け取った店長は?

サトコ
「同じです。不審な様子はなかったです」

(そうだ···それで間違ってないはずだ)
(やっぱりおかしいもん。あの流れで「チャラ男くん=薬の買い手」って)

黒澤
ということは···
サトコさんは、今日も『成果を挙げられなかった』ってことですね

サトコ
「······」

黒澤
で、どうします?
訓練は残り2日ですが、ターゲットを変更しますか?

サトコ
「···いえ、このまま続けさせてください」
「最後まで、責任をもって遂行しますので」

黒澤
でも、このままだと評価がつかずに終わるかもしれないですよ?
最後まで『何も見つかりませんでしたー』なんて

<選択してください>

それでもいい

サトコ
「それでもいいです」
「『何も見つからない』が真実なら、その方が評価より大事ですし」

黒澤
おっ、強気ですねー。でも···
実際は『何も見つけられなかった』だけかもしれませんよ?

サトコ
「つまり私の『実力不足』ってことですよね?」
「だったら、なおさら評価がつかなくていいです」
「それが『正当な評価』だと思いますから」

それはちょっと···

サトコ
「そ、それはちょっと···」

黒澤
ですよねー。やっぱり評価が欲しいですよねー
今の、サトコさんのビミョーな立場的にも

(ちょっ、その言い方···!)

黒澤
じゃあ、ターゲットは明日から変更ってことで···

サトコ
「いいです、続行します!」
「なにがなんでも成果を挙げてみせます!!」

うるさい、スケコマシ

サトコ
「うるさい、スケコマシ」

黒澤
えっ?

(しまった、つい心の声が!)

サトコ
「い、いえ···今のはただの独り言で···」

黒澤
そうですか?
そのわりに、ずいぶんはっきり『スケコマシ』って···

サトコ
「と、とにかく!」
「評価がつかなくても、私は構いませんので」

黒澤
···そうですか
意外と損するタイプなんですねー、サトコさんって

(余計なお世話!)

黒澤
では、残り2日、頑張ってください
健闘を祈っていますよ



けれども、残り2日もこれといった成果は挙げられなかった。
そのため、私だけが最後まで同じターゲットを尾行し続けることになり···

石神
···報告書を読んだ
『2週間、特に気になる行動はなし』とのことだが
弁明することは?

サトコ
「特にありません」

石神
······

石神教官は、再び私の報告書に視線を落とした。
重苦しい沈黙がしばらく続いた後、教官は顔を上げることなく口を開いた。

石神
もし、訓練があと1週間続くとしたら···
君は、このターゲットを尾行するか?

サトコ
「···命令ならそれに従います」
「ただ···彼女が『売人』である可能性は低いと思います」

石神
そう言い切れるか?

サトコ
「はい」

石神
······そうか

石神教官は、ちらりと腕時計を見た。
それから私の報告書をファイルに戻すと、ジャケットを手に立ち上がった。

石神
このあと、時間はあるか?

サトコ
「え···」

石神
今から出かける
時間があるならついてこい

to be continued

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